人が好き、でも集団は苦手という、自称優しい孤独人間の眼差し、想い、喜怒哀楽。


by ジョバンニ
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言葉の行き違い

「言わんとしたことがちゃんと伝わっていない…」と
相手の返答を聞いて思ったので、少しムキになって
もう一度噛み砕いて言ってみた。

すると相手も少しムキになって、僕の言わんとしたことの
間違いを指摘した。

…そうか、なるほど。
僕の言わんとしたことは知識の点で間違いであることがわかった。

でもなぁ、言わんとしたことはそこではないのだけどなぁ…。

噛み合わない会話でギクシャクしたまま、その場を後にした今朝。

後味の悪い気分を引きずったままお昼を迎え、そのせいなのか
夏バテなのか、食欲もあまりわかない。

ベローチェのジャムサンドとブレンドコーヒーで
本日のお昼は終了。

午後が思いやられる。

…曇天たまに小雨の憂鬱な本日。

個展の初日。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-25 05:03

何も救えていない

夜更けのこと。
ジジジ…バタバタバタ!

蝉だなこれは。
ガラス窓と網戸の間にでも引っかかったのかな。

はたして音のする方に行くと、蝉は軒下の蜘蛛の巣に
絡まっているのだった。

蝉は、糸に絡まった羽根と胴体をめちゃくちゃ震わせることで、
近づこうとする蜘蛛を必死に追い払っていた。

僕は表に出ると蝉をむんずと掴んで、
蜘蛛の巣から解き放してやった。
けれど蝉は地面をバタバタと動き回るだけ。
糸のくっついた蝉の羽根は、もはや宙を
飛べなくなっていた。
あれでは、ほどなく命尽きてしまうだろう。

一方、蜘蛛の巣に目をやれば、僕にこわされた箇所を
巣の主がせっせと繕っているのだった。

はて…、
僕がやったことはいったい何だったのか。
かけた憐みは誰のためになったのだろうか。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-16 12:39

雨上がりの朝

目覚めて窓の外に目をやると、曇天模様の空。

朝刊を取りに外に出る。
おや、庭の地面やアスファルトが濡れている。
郵便受けの中の新聞がビニールで覆われている。
と言うことは、
深夜から今朝方にかけて降ったのか。

雨は決して嫌いではないが、
夜中の雨はどうもいけない。
罪深い。

新聞配達をしているご近所の知り合いを
思い浮かべてしまうのだ。
今朝の配達、大変だったろうなぁ…。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-12 13:10

初盆

母が逝ってから最初のお盆。
菩提寺が遠い他県にあるため今年もまた
参詣はあきらめた。いつものように少額を
お寺に送金して、それで許していただく。
現金書留に短い駄文を添え、先ほど封を閉じたところ。

やれやれ…
静か。
聞こえるのは扇風機の回る音、
蝉の声。

夕立の気配がする薄暗い夕方。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-11 18:16

天邪鬼


テレビではこの夏一番の暑さだと言う。
僕もそう思う。
珍しく気象庁と意見が一致した。

だのにどうして、
そんな日に自転車に乗りたくなるのか。
えっちらおっちら45分、ペダルを踏んで目的地に。

思えば1月、雪が積もった日にもなぜだか
自転車が漕ぎたくなって、それで外出したら
下り坂ですべくって怪我をしたんだっけ。
治るのに半年かかった…。

これから帰り。
また45分、えっちらおっちらが待っている。
すべくることはないと思うが、なにがあるかわからない。
ちゃんと前を見て用心深く運転せねば…。

僕はついよそ見をしてしまうのだ。
空とか看板とか猫とか花とか…
それで電柱にぶつかったり、ガードレールを
こすったり。
その上、運転が下手くそときている。
何にもないところで、わけのわからないコケ方をするのだ。

こないだはファミリーマートの駐車場でわけもなくコケた。
失笑する二人組のサラリーマン。
傷ついた。
どうせならゲラゲラ笑ってくれぃ!

今日はどうかコケませんように。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-09 15:12

季節の予告


今朝の空は、
夏色の中に秋の色彩がどことなく
混ざり込んでいる、雲のかすれが秋めいている、
そんな空だった。
そう言えば、昨日は立秋。

空は、地上よりひと足早く次の季節を映し出す
まるで巨大スクリーン。
僕は、映画の予告編を見ている気分で
秋の予定などをぼんやり考えている。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-08 09:22

ジャングル

庭の雑草がすごいことになっている。
自然のオキテに任せ、伸び放題応援プロジェクト
を推進していたら(なんてことはない、ただ雑草むしりを
サボっていただけの話です)、雑草の域を越えてしまった。

あれは、もはやジャングルと言っていい。

ジャーングルッ!(ガラガラガラ)

(ガラガラガラ)…
むかーし友人の劇団がやった舞台を思い出し、
ジャーングルッの後にガラガラガラをくっつけてみた。
あれは都会のジャングルがテーマだった。
ラストで主人公が「ジャーングルッ!」と雄叫びを上げるのである。
すると天井から無数の空き缶がガラガラガラと降ってきて、
主人公を埋めたのだ。

僕も庭のジャングルに向かって雄叫びをあげてみるか…

ジャーングルッ!!!
ガラガラガラ
ひぃ〜〜〜
瓦が落ちてきた。

…なにこの妄想。



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by bakery-sunafukin | 2016-08-07 07:37

指定席



始発電車に乗って少し遠くの街に出かける日。
始発電車の面白いところは、乗客メンバーの
顔ぶれがだいたい決まっていること。
レギュラーメンバーは座る席も決まっている。

その細身の30代サラリーマン風も然り。
ただ彼の場合、他のレギュラーに比べて
座席へのこだわりがかなり強い。
かつて一度だけ、空席だった彼の席に
腰掛けようとしたことがあった。
かばんを網棚に乗せヨッコラショ、
腰を下ろそうと向きを変えた瞬間である。
サササッ!影が視界の隅に入ったかと思ったら、
彼が座席にちょこんと腰掛けていたのだった。
以来「彼の席」には決して近づかない。

ところがそんな彼が先日、敗北を喫したのである。
彼よりもさらに早い身のこなしで彼の席に腰掛けたのは、
大学生とおぼしき若い女の子だった。

さすがの彼も未来のオバちゃんには
かなわなかったか。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-06 07:22

二つの運命

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絡まる相手に巡り会えたツル





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絡まる相手に巡り会えなかったツル




根は同じくしながら、違う運命を生きる二つのツル。
絡まることのできたツルは、キュッと絡みつく力強さが
美しい。
絡まることのできなかったツルは、風にプランプラン
揺れる様が可憐でやっぱり美しい。











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by bakery-sunafukin | 2016-08-05 13:29

と言うよりスナフキン

友人のパン屋さんにどうしたらもっとお客が入るのか、
そんなことを考えて一日過ごす。

僕がジョバンニだとすれば、友人は僕にとって
カンパネルラのような存在なのだが、実像は
外見も中味もスナフキンに近い。

今日も暑い。
パン屋さんには厳しい夏である。


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by bakery-sunafukin | 2016-08-04 20:56